2026年9月15日(火)に開催された Zenith Live ’26 Tokyo では、Zscaler 創業者兼 CEO の Jay Chaudhry 氏が初めて東京で基調講演を行い、AI 時代におけるゼロトラストの必然性を強く訴えました。

AI によってネットワークは一瞬でスキャンされ、侵入後の横展開も即時化するリスクが高くなったため、従来の境界防御はもはや成立しない。これまで最大の弱点とされた「人間であるユーザー」は、自律的に動く AI エージェントへと置き換わりつつあり、攻撃対象領域は爆発的に拡大していると強調しました。攻撃の爆発的な増大、展開のスピードを考えると人ではもはや防御できないことを示しています。Zscaler は一日あたり7,500億件のトランザクションを保護しているとのことです。

統合されていない製品群を揶揄するユーモアを交えつつ、創業以来一貫してアーキテクチャ統合とゼロトラストを追求してきた Zscaler の哲学が語られ、データにしてもデバイスにしてもユーザーもアプリもバラバラでは管理できない。プラットフォームは統合されなければいけないという哲学には笑いと同時に深い共感が生まれました。
AI Access Graph、AI Gateway、Endpoint AI Security、AI Guard for Apps、AI Red Teaming など、AI エージェント時代の新たなリスクに対応するための最新機能群が紹介されました。プラットフォームとしての強い自信を感じさせるものでした。
最後に、Jay Chaudhryの繰り返し共有される重要な哲学が披露されました。学びがなければ知識は得られない。 知識がなければ確信はないとのことです。 そして学びは一人ではできない。 他の人の学び(パートナー企業)も知に加えているということです。AIによって組織も人も協業が必要になっているということではないでしょうか?
セキュリティプロフェッショナルが取るべき指針として、攻撃対象領域の把握、リスクの精度高い優先順位付け、確信を持った運用という三つのアプローチが提示され、AI を活用しながら AI 自身が生むリスクをどう制御するかという本質的な問いが投げかけられました。
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